ROCK AND ROLL HERO/桑田節(歌詞の解釈や事象の解明)

2003年執筆

Name: ハリケーン喇叭
Subject: 「艶っぽいショー」って?

二回目の投稿です。名曲「ROCK AND ROLL HERO」は桑田さんの芸術的までの社会風刺が生々しくAメロ、Bメロで歌われていますが、サビになると「ロックンロールでUp Upと行こうじゃない」と急に無責任な感じになります。それがまた桑田さんらしいのですが、これは未来に希望があって歌っているのでしょうか?それとも世の無情さに開き直ってあきらめムードで歌っているのでしょうか?マーシャ氏のご意見をお聞かせください!
あと次のフレーズに出てくる「艶っぽいショー」とは何の事でしょうか?桑田さんはHな曲でよく「艶っぽい」と書いて「いろっぽい」と呼ぶので「艶っぽいショー」とは風俗とかそういったイヤラシイお店の事かなと思ったんですが、そんな単純な事では無いと思うし…。

Name: マーシャ
Subject: Re: 「艶っぽいショー」って?

では、解釈をば。

> 名曲「ROCK AND ROLL HERO」は桑田さんの芸術的までの社会風刺が生々しくAメロ、Bメロで歌われていますが、サビになると「ロックンロールでUp Upと行こうじゃない」と急に無責任な感じになります。それがまた桑田さんらしいのですが、これは未来に希望があって歌っているのでしょうか?それとも世の無情さに開き直ってあきらめムードで歌っているのでしょうか?

まず、ハリケーン喇叭さんの提示された二択に答えますと、僕は前者の「未来に希望があって歌っている」の方で解釈しています。

更に突っ込んで言いますと、僕はあのサビの部分を桑田さん流の「ええじゃないか」だと思っています。
ご存知かもしれませんが、一応説明しますと、「ええじゃないか」というのは、人々が「ええじゃないか!」と連呼して、踊りながら練り歩いた、江戸時代末期の民衆による世直し要求運動です。

ハリケーン喇叭さんのおっしゃる通り、Aメロ・Bメロの詞は悲観的な見地で書かれた痛烈な社会風刺ですが、サビの詞は「そんな不安だらけの世の中だけど、素敵な未来を見よう!」という呼び掛けであり、桑田さんの切なる願いであると思います。

そして、そう願う同志の合言葉が「ロックン・ロール」であり、桑田さんの提唱する21世紀の「ええじゃないか」なのです。

> あと次のフレーズに出てくる「艶っぽいショー」とは何の事でしょうか?

「艶(いろ)っぽいショー」というのは「どん底のブルース」にある「嗚呼 人生なんてショーだ」というフレーズと関連していて、「艶(いろ)っぽい」は「どん底の」の対義語のような意味として使われていると思います。
つまり、「艶(いろ)っぽいショーを人生のために Ah・・・begin.」というフレーズは「人生がショーなら、優雅で艶(あで)やかな明るい舞台にして、その主役として生きていこう!」というメッセージなのです。

【余談】
この曲では、桑田さんの得意技である、日本語と英語の融合(英語のように聞こえる日本語)が多く見受けられますが、「艶(いろ)っぽいショー」というフレーズもその中の一例で、艶(いろ)っぽい→HEROっぽい、という発音を意識したものだと思います。

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桑田節へようこそ!!

当ブログは、桑田佳祐氏が作詞した楽曲の歌詞の中で、意味が難解と思われるフレーズに着目し、面白おかしく真面目に解釈して楽しもう、サザンについて「何故だろう?」と不思議に思う事象を解釈して楽しもうという、とっくにどこかのサイトがやっていそうな企画を基に、線香花火のごとき華々しさでWEB上に登場しました。

ものの捉え方は人それぞれ、千差万別です。
見る角度をちょっと変えるだけで、今まで気が付かなかったものが見えてくることもあります。

当ブログにお越しくださった皆さんには、色んな解釈の仕方を自ら試みたり、人のを見たりして、感心したり、笑ったり、サザン・ファンは勿論、そうでない方にも楽しんでいただきたいと思います。




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